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​調査研究紹介

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願王寺悉皆調査研究(2010年度~)

 願王寺は明治9年に大日比西圓寺住職杜多圓暢上人により開山された浄土宗寺院です。戦後は檀信徒の協力及び西圓寺檀越であった現西村家による出資及び経営により,昭和大改築事業,平成大改築事業が行われました。願王寺に伝わる典籍・文書・仏像・美術品等,寺院所在資料に加え,田部西村家に伝わる宝物(西家家コレクション)の悉皆調査を行っています。これらの資料は願王寺資料館に収蔵されており,企画展示にて一般の方への公開を順次行っております。

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​西圓寺悉皆調査研究​(2010年度~)

​ 西圓寺は近世中期~後期にかけて活躍した大日比三師(法岸・法洲・法道)の住した浄土宗寺院です。西圓寺には法道上人により建立された法蔵に凡そ15,000点の和漢典籍が収められておりました。その蔵書の分野は仏教は勿論のこと,国学,文学,医学,軍事,政治,科学など多岐にわたります。また,寺院及び長州藩関係の文書や掛け軸など紙資料をはじめ,仏像,仏具,衣類等のモノ資料に到るまで悉皆調査を行っています。これらの資料は現在,西村家の出資等により、長年の協議及び取り組みを経て、保存環境と公益性を考慮し,本研究所が所有,管理し,願王寺資料館にて大切に保存されています。研究資源として主に研究者向けの公開を行っております。願王寺資料館では一部資料を展示室及び収蔵室にて一般公開を行っております。

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​公益社団法人 温故学会 版木調査調査研究​(2014年度~)​

 国指定重要文化財『群書類従』版木の悉皆調査を行っています。関東大震災後の大正14年頃に再刻された版木を特定し、「光栄記念版」を含む大正14年頃以降に出版された版本とそれ以前に出版された版本の判別を可能とする基準を提示する事を調査の目的の1つとしています。更に細かい出版時期特定の為の情報として、補刻された版木や破損のある版木等の特定を行っています。

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​公益社団法人 温故学会 所蔵資料調査研究(2015年度~)

​ 公益社団法人温故学会の所蔵する資料全体の悉皆調査を行っています。版本、書籍、文書、モノ資料等の情報組織化を行い、目録整備及びデジタルアーカイブ構築の為の調査及び準備を行っています。

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大日比西圓寺関連書籍テキストデータ化事業(2013~)
​『大日比三師伝』、『大日比三師講説集』等

西圓寺が事業として公刊した書籍及び文章等の整理及びテキストデータ化、画像のデジタル化等を行っています。西圓寺の所有する著作権、版権等の整理及び国立国会図書館や関係機関との協議や権利処理等に取り組んでいます。また、『大日比三師講説集』の草稿や関連資料の調査及び整理を行っています。

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